**第2回国際全脳アーキテクチャー・ワークショップと合同開催**
本ハッカソンは、学術変革領域A「行動変容生物学」とWBAI(Whole Brain Architecture Initiative)の合同イベントとして、研究者を目指す若手の方(大学院生も含む)を対象に開催します。この3日間のイベントでは、BraiDyn-BC(Brain Dynamics and Behavior Change)データベースを活用し、マウスの行動と神経活動の関連性を探る解析手法の開発を目指します。BraiDyn-BCデータベースは、マウスの行動実験データと対応する神経活動データを包括的に収集したオンラインリソースです。参加者はこの豊富なデータセットを用いて、行動変容のメカニズムに関する新たな洞察を得るための解析手法やツールの利用や開発に取り組んでもらいます。
ハッカソンでは、神経科学データの取り扱い、行動解析、機械学習技術の応用など、多岐にわたるテーマに挑戦することができます。専門家によるチュートリアルを通じて、参加者は最新の研究手法や技術についての理解を深めながら、実践的なデータ解析スキルを磨いていただきます。チーム単位での協働作業を通じて、参加者は学際的な視点を養い、複雑な生物学的問題に対するアプローチを学べるでしょう。最終日の発表会では、各チームが開発した解析手法や得られた知見を共有し、相互フィードバックを通じてアイデアをさらに発展させる機会を設けています。
このハッカソンを通じて、若手研究者のリクルート・育成、学際的な研究コミュニティの形成、そして行動変容生物学分野における新たな研究手法の創出を目指します。参加者には、神経科学と情報科学の融合による革新的な研究アプローチを体験し、将来の研究活動に活かせる貴重な機会となることが期待されます。
主催:学術変革領域A・行動変容生物学総括班、WBAI
開催日程:2025年2月22日(土)13:00〜2025年2月24日(月)18:20
開催場所:東京、日本橋ライフサイエンスハブ、8階、LSH-D会議室
https://maps.app.goo.gl/DejWsujzHYWcm5xb9
https://www.nihonbashi-lifescience.jp/hub/
参加人数:合計40人程度
参加のために登録が必要になります。締切は2025/1/31 17:00とします。参加人数が多い場合はこちらで参加者の調整を行う場合があります。
神経活動や行動データ解析に興味のある若手の方(大学院生を含む)やポスドク。チュートリアルやチームごとにチューターをつけますので、初学者の方も歓迎します。開催にあたって2-5名程度のチームを作りますが、あらかじめチーム作成を行っておく必要はありません。興味関心に基づいてこちらで補助します。また、あらかじめ共同作業者がいる場合は参加登録で記入をお願いします。WiFiでGoogle Colabが動かせる程度のノートPCを持ち込んでもらうことを想定しています。使用言語はPythonを利用します。